「トイキポットのおもちゃ、他と比べて高いんじゃない？」と思ったお客様にこそ、ぜひ一度木のおもちゃを使っていただきたいと思っています。

木のおもちゃは高額です。だから店頭にはほとんど並びません。
WEBサイトなどでみたことはあるけど、触れたことがない、体験させたことがない。
だから正直言ってなんでプラスチックのおもちゃと値段が違うのかわからない。
これが「高い」と思う理由ですね。

安いおもちゃは子どもを遊ばせてあげるために作られています。
遊ばせている＝受動的
単なるおもちゃなんです。子どもの思考や成長の手助けになるものが少なく逆に退化させるものもあるぐらいです。
木のおもちゃはシンプルだからこそ子どもが遊び方を考えます。
大人からすると遊び方がわかった方が子どもがイラっとしないでいいんじゃないの？と思われるかも知れませんが、それでは子どもはいつまで経っても成長しません。
自分で考えることができないまま大人になってしまいます。

また、その材質も違います。
木はそれ自体に人をほっとさせる効果があります。
落ち着いて遊べる環境を木が作ってくれます。
遊び方がわからずイーっとなっても徐々に遊び方がわかる環境を木が優しく見守ってくれるのです。

そして何より木のおもちゃはその作り手の思いがこもっています。
多くの木のおもちゃが一つ一つ手作りです。
笑顔で遊んでくれるようにと作り手の思いがいっぱいに詰まっています。
その作り手にもっともっといいおもちゃを作ってもらいたい。
だから木のおもちゃは高いのです。

おもちゃを与えているだけでは、子どもはそのおもちゃをどう使ったらいいのかわかりません。

それは使い方だけでなく考え方もです。

例えば、形を合わせるパズルは四角には四角のものしか入りません。
三角なら三角の場所へ入れないとはまらないのです。

これは大人にとっては当たり前のことですが、子どもが最初にこの壁にぶち当たって、成功するまでに、頭の中には論理的思考が出来上がります。
これをここに、あれをあそこに入れて…という考え方はプログラミングの基礎的考えです

一方、最近の高度なおもちゃ（ボタン押したら鳴るみたいなおもちゃ）はその仕組みがわからないので思考の成長にはなりません。

これがシンプルだけど知育玩具である木のおもちゃの利点です。

また、子どもだけではなかなか成功するまでに至らないこともあります。

その時のママの声掛けがとっても重要になってきます。

正解を教えずゴールに導く声掛け。

これはお子さんが成長する間ずっと必要な「親の姿勢」です。

このような子育て心理カウンセラーの観点から作った子育てのヒントを毎回小冊子にしておもちゃと一緒にお届けします。